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●バラの効能 |
ばらは古くから医学的治療に用いられてきました。 アビセンナがオイルの抽出法を発見して以来、続く医師や科学者によってローズオイルやローズウォーターの研究が行われ人体へ与える効果 に関して多くの実験結果や情報が残されています。 ローズを用いた治療は、体の自然な働きを妨げず、副作用なしによい結果 をもたらすとして近代医学者の間で認められています。 現代ではストレスに起因する肥満や性的能力減退にも利用できると考えています。 *ローズオイルの成分* ローズオイルにはなんと500以上の成分が認められていますがそのうちの主成分はこのようになっています。 *バラの効能*愛と幸福と美の象徴とされているのは多くの薬用効果 から。 内科の病気の改善に:風邪、気管支の感染症、胃炎、下痢、鬱病など。 スキンケアに: 損傷した皮膚の回復と沈静に働きかけ、老化を遅らせます。肌をなめらかにし潤いを与えます。乾燥肌、敏感肌。炎症のある肌に。 バラについては実に多くの医者や植物学者が研究し、語り、記録していますが、つまり、 ★強壮作用があり、その芳香は自然の抗抑うつ剤とみなされている。これは、催淫剤としても知られており、精液を増量 させるといわれ、インポテンツや不妊症、冷感症に対しての症状にも効果的である。 ★胃を丈夫にし、胆汁の流出を促し、排便を促進する。 ★神経を緩和しリラックスさせる癒し効果があるため、ストレスからくる神経の緊張、消化性潰瘍、心臓疾患に好適。今、落ち込んだり、ストレスを感じている人はこの記事を。 ★汗や加齢臭、口臭を押さえる。 ★ローズウォーターは便秘にも下痢にも効果がみられ、気分をリフレッシュさせながら、神経を落ち着かせるという作用がある。 ★月経周期を正常に戻します。女性の生殖器官を浄化し、機能を調節することで子宮にも良い作用を示し、子宮筋肉の損傷、子宮脱、流産しやすい体質に効果 的。』などです。 ローズ製品、バラの精油(ローズオットー)が特に素晴らしいのは、最も消毒力の強い精油でありながらあらゆる精油の中で極めて毒性が低いという点です。古代から使用されてきたのはこのような安全性にもあったのではないでしょうか。 当時の人々がすでに経験として知っていた事実に、現代の研究が追いつき、それを裏付ける結果 が確認され、さらなる効果も付け加えられているところです。 例えばダイエット。ストレスが原因で肥満になってしまった場合、バラの香りが神経を落ち着かせ、情緒が安定します。脳がリラックスし、幸福感を感じると 必要以上に食べることもないので、その人の丁度いいところまで体重は落ちてきます。 食べてはいけない時に食べたい欲求にかられたら、ローズオットーの香りを嗅ぐ。また、ローズウォーターエッセンスをいれた水をゆっくりと飲みながら食事をする、などローズを利用してみましょう。 ストレスを感じながら行う無理なダイエット、急激に体重を減らすダイエットはリバウンドのもとになるばかりです。 失恋の痛手や深い悲しみ、極度のストレスで動揺したときにローズオットーの香りは傷付いた自分を癒してくれます。 人間関係や複雑な社会の今日、ますますひろがるストレスから生じるさまざまな症状にバラはさらに求められるものになりました。ローズオットーは高価な精油ですが現代社会においてその価値は測り知れません。 ※経通作用がありますので妊娠中のご使用はお控え下さい。 *ローズオイルの採取* バラの生産地であるカーシャーン地方は海抜約1000メートルに位 置し、北西にはカビール砂漠が広がります。空気が澄み湿気が少なく、陽当たりの良い温和な気候条件は、最良といわれるダマスクローズを生育するのに適した環境を備えています。 ダマスクローズは農薬を使わないオーガニックで栽培されています。虫が出た時には焼いてしまうので、被害を最小限にするためテニスコート2枚分の広さの土地を樹で区切って植えられています。この他にも様々な工夫により高品質を保持しています。収穫時期になると、花びらからオイルが蒸発する夜明け前に手摘みし、工場へ運び水蒸気蒸留します。 ローズエッセンスが高価であるのは、 多量のバラからほんの小量しか抽出されないからです。 4トンのバラから採れるエッセンスの量はたった1キログラムです。
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