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ナスタチウム説明 ナスタチウム

燃えさかる緋・黄・橙色の花をつけるナスタチウムは、ハーブの一種として知られています。日本には江戸時代に観賞用として渡来しましたが、欧米では古くから食べる薬として利用されてきました。ビタミンA・C・鉄分・カルシウム等が多く含まれ、神経がイライラしたり、集中力がなくなったりという症状には効果的です。

優勝した時によく記念品として渡される「トロフィー」は、この花の学名である「トロパエオルム」から来ています。昔、戦場で勝った軍が木に槍を突き刺し、負けた軍の血のついた兜と盾をそこにかけた様子を、ナスタチウムの花と葉に見たてているのです。いわれてみれば、花をさかさまにするとつばの広い兜のように見えてくるから不思議です。

日本では、キンレンカ(金蓮花)とも呼ばれています。黄金色に光る花色とハスに似た葉の形から来ています。特徴のある丸い葉は美しく、中央から葉脈が広がっています。熱帯高地が原産のこの花は、日本では、夏の高温多湿にも冬の霜にも弱い非常にデリケートな植物です。

花弁はやわらかくソフトな口当たりながら、芥子のようなぴりっとした刺激的な風味があり、それが食欲をそそります。生のままサラダやサンドイッチに。また、お浸しやソテー、オムレツにもあいます。

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